埼玉医大国際医療センター血液浄化部
埼玉医大国際医療センター血液浄化部
概要
埼玉医科大学国際医療センター血液浄化部・腎臓内科は、院内各診療科からの腎疾患・水電解質異常などについてのコンサルテーションへの対応及び血液浄化療法の施行を主な業務としています。救命救急センターや心臓病センターなどからの緊急の血液浄化療法依頼に対応するため、埼玉医科大学病院腎臓内科と連携し、24時間体制で診療にあたっています。
とくに、集中治療室での血行動態が不安定な重症患者に対する急性血液浄化療法の施行件数が多いことが特徴です。
診療実績
院内各診療科からのコンサルテーションとしては、急性冠症候群や心不全などの心血管系イベントや敗血症、心臓血管外科術後などに合併した急性腎障害の症例が最も多くなっています。また薬剤性腎障害や低Na血症などの電解質異常の相談も頻繁に受けています。集中治療室での持続的腎代替療法の延べ施行回数は年間1000-1500件、症例数は150-200件、血漿交換などのアフェレーシス施行回数が延べ50-100件、入院中の維持透析患者に対する血液透析療法の延べ施行件数は年間約2000件となっています。