埼玉医科大病院
バスキュラーアクセス (VA)ユニット
バスキュラーアクセスとは
血液透析を行うには、体と透析機器をつないで大量の血液をやり取りする交通手段が必要となり、透析患者様の体に造設するものをバスキュラーアクセス(Vascular Access:VA)と言います。バスキュラーアクセスは血液の出し入れを行うために設けられたもので、一般的には動脈と静脈を直接つなぎ合わせて作成されシャントと呼ばれています。以下のような方法があり、どの方法も良い所悪いところがあります。
- 内シャント(動静脈瘻)AVF
- 人工血管 AVG
- 上腕動脈表在化
- 一時的留置カテーテル
- 長期留置カテーテル
- 動脈、静脈直接穿刺
当院のバスキュラーアクセスの作成に関しては、これまで主に泌尿器科で行っていましたが、2012年1月1日より腎臓内科もこれに加わり、両科で内シャントセンターを発足しました。現在、水曜日と木曜日に泌尿器科、土曜日に腎臓内科で手術を行っています。また、バスキュラーアクセスの修復に関しては、カテーテル治療(PTA)を火曜日と金曜日に行っています。